CASE▽
劇場の天井改修工事(耐震化)に伴う音響調査

依頼主:設計事務所
目 的:室内音響性能の確保


現状把握


目的

「建築基準法に基づく天井脱落対策の規制強化(平成26年4月1日施行)」に伴って、劇場(コンサートホール・多目的ホール・体育館)の天井改修工事を行う際、現状の音響性能(響き)を確保するために、音響調査(測定および検討)を行います。


測定

室内音響性能の主な測定項目は以下の通りです。

・エコータイムパターン(インパルスレスポンス)

・残響時間

・明瞭度指数

・音圧レベル分布

・その他(遮音性能、空調騒音レベル等)


予測検討


天井改修の設計段階で、改修工事後の音響性能(主に残響時間)を予測し、現状通りの性能が確保できるかどうかを確認します。変化が生じるようであれば、設計にフィードバックして再検討します(これとは逆に、音響性能を積極的に変化させたいというケースもあります)。

天井改修に伴う音響性能の変化には、以下の要素が影響します。

・室容積

・室形状や開口率

・天井材の音響性能(吸音率)


改修工事後


天井耐震改修の前に行った調査と同内容の音響測定を行い、改修工事の前後で劇場の音響性能に変化が生じなかったことを確認します。